こんにちは、ポラサンテの小西です。 私はボディトリートメントでアロマテラピーで用いる精油を使っています。そこで、アロマテラピーに関する私の考え方を何度かに分けてお話しさせてください。
アロマテラピーとは?
アロマテラピー(仏: aromathérapie)またはアロマセラピー(英: aromatherapy)は、一般的には、精油(エッセンシャルオイル)、または精油の芳香や植物に由来する芳香を用いて、病気や外傷の治療、病気の予防、心身の健康やリラクゼーション、ストレスの解消などを目的とする療法である (引用: Wikipedia「アロマテラピー」)
※精油:植物から抽出した油
具体的には精油をボディケアや芳香それ自体で使うことで、上に書いているように「病気や外傷の治療、病気の予防、心身の健康やリラクゼーション、ストレスの解消などを目的とする」ことです。もちろん、私は医者ではないので治療は行えませんが。
きっかけは「癒す力、治る力」
私がアロマに興味を持ったのは友人の一人に紹介された「癒す力、治る力」という本を読んだことがきっかけでした。
この本はアメリカでもベストセラーになった本で、日本でも、まあまあ、読まれた本ではないでしょうか。
本の内容としては、西洋医学の限界と、人間の持つ自然/自己治癒力の重要性、そしてこの力を引き上げるための、自然療法や代替医療などの紹介を書いたものです。
本の中では、アロマテラピーの記述はあまりなかった記憶がありますが、ハーブ療法(薬効成分を持つ植物を摂取する療法)についてくわしく書かれており、そこで植物の持つパワーに惹かれたのです。
当時、私はスポーツジムでインストラクターを行うかたわら、ボディケアもやっていました。だから、
"ボディケア+植物のパワーで美しく、健康まっしぐらだ!!"
と思い、アロマテラピーを学ぼうと思ったのでした。今から考えると、まったく単純です^^;。
そこでスクールに通い、日本アロマ環境学会(当時は「日本アロマテラピー協会」という名前でした)の資格を取り、実際にアロマテラピーに携わるようになったのです。
<ちなみに夫からは「その資格、ホントに役立つの?資格商法じゃないよな?」などと言われました(笑>
自然なものは素晴らしく害がない!→???
アロマを勉強する前の私は"自然は素晴らしい!その自然から抽出した精油はすごい!!"
とアホみたいに思っていたのですが、アロマを勉強するうち
「??? これって、ちゃんと勉強しないと、もしかして、やばくない?」と思うようになりました。
で、「精油の安全性ガイド」という本を買って勉強したわけですが…まあ、分厚いこと(上巻下巻)、そしてとても&とても難しいこと…><。
そのうえ、何より「げげっ!😱」だったのは、精油の化学特性に基づき、その毒性や危険性について、とても詳しく書いていること…
"どこが「自然のものは素晴らしく、害がない♪」やねん?”(笑)。
でも、考えてみれば当たり前の話ですね。フグの毒も自然の魚の毒ですし、毒草なども自然由来の植物ですから。だから私はトリートメントさせて頂く際には
- ボディケアで取り扱う精油はできるだけ無難なものを使用する
- 事前にカウンセリングを行い、アレルギー体質の方や過去にかぶれなどの経験がある方には使わない、或いは必要に応じ「パッチテスト」を行う
- 使用前、使用後に必ずお客様にご説明を行い、後日、確認させて頂く(例. 「光毒性」など
ことにしています。
※光毒性:紫外線に反応することで皮膚の異常を引き起こす可能性のある化学物質を「光毒性がある」という
あと、これは余談ですが、「自然由来の危険性」を学んだ者の一人として、化粧品などの宣伝文句で使われる「自然由来だから優しい」も、「ホンマかいな?」と思えるようになりました(笑 でも、これは重要なことです)。
しかし…そんな「取扱注意?」の精油をボディトリートメントでなぜ使うのか? それは次回以降でお話しさせて頂きます。
では、次回もよろしくお願い申し上げます🙏
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